ワイパーについて。

常日頃何気なく活躍しているワイパー君ですが、乗り物
からワイパーが無くなるような技術が開発されたら
それこそ誰かが言っておりましたがノーベル賞ものだと。

ガラス撥水コートなどもありますが、航空機など超スピードで
走る乗り物以外、日常の走行スピードではやはりワイパーが
必要ですね。

ワイパーは視界を保つために装着されているのですが、作動させれば
必ずガラスとの摩擦が起こりますし、夏の炎天下や冬の低温時、また
車外に装着されている環境もあり、1年も経てばワイパーのゴムが劣化し
端などが切れてくるようになります。

そうなると人の感覚で必ずしも断言は出来ませんが、良好な視界を
保つことが難しくなってきます。

一番困るのはワイパーのゴムが切れかけの状態で作動させると、ワイパー
本体の金属部分がガラスに当たり始めガラスに傷が入ることです。

いったんガラスに傷が入ると修復は難しくなります。

車検時には劣化が認められる場合にはご案内は行いますが、常日ごろから
の点検が重要なことは言うまでもありませんね。

1本1000~1500円前後ですので消耗部品と考えられて、少しでも
下記のような症状が認められれば交換をお勧めしたいところです。

ゴムの交換目安はゴムが切れている、作動させるとガガツと音がする、
キレイにふき取れない、ゴムを指でなぞると黒いゴムの汚れが付く。

ワイパーは劣化していないのに拭き取りが悪い場合は、ゴムを支えて
押さえつけている本体自体が悪いことが多いようです。

本日偶然、NHKのラジオニュースでガラス撥水剤のエースが東大研究所から
発表されたということを聞きました。

以下興味のある方は読んでください。

水滴の転落角がわずか20度の滑水性無機酸化物薄膜を合成自動車フロント
ガラスなどへの応用期待 水滴防止剤などに用いられる有機物コーティング
は耐久性が乏しく、撥水性の寿命が問題になっていた。
 東大先端研渡部俊也教授らの研究グループは、無機薄膜でもわずかな傾き
で水滴が転落する優れた滑水性表面を得ることに成功した。
 実現性のポイントは動的撥水性の理論に基づき、表面のナノメートル単位
での平滑性や、最表面の物理的・化学的性質の均一性の制御による。
 今後は、新たな水滴除去材料として自動車ガラス製品や、汚れ防止製品など
への実用が期待される。

無機物の表面は有機物よりも水を弾かない親水性であるという性質を有します。
そのため水滴の除去性は有機物、特に撥水性の高いフッ素樹脂やシリコーン樹脂
が優れているため、車のフロントガラスの水滴防止剤などにはこれらの有機コーテ
ィングが用いられてきました。しかしこれらの有機物コーティングは耐久性が乏し
く、撥水性の寿命が問題になっていました。しかしこのたびNEDO循環社会構築型
光触媒産業創成プロジェクトの一環として行われた研究で、国立大学法人 東京大学
先端科学技術研究センター【所長 宮野健次郎】(以下「東大先端研」)の渡部俊也
教授らの研究グループは無機薄膜でもわずかな傾きで水滴が転落する優れた滑水性
表面を得ることに成功しました。この様な表面を得るためのポイントとしては、渡部
教授らの動的撥水性の理論に基づき、表面のナノメートルオーダーの平滑性や、最表
面の物理的・化学的性質の均一性の制御などによって成し遂げられたものです。この
作成プロセスとしては、東大先端研に設置された産学プロジェクトにおいて開発され
た基本特許を用いることで最も優れた性質が発揮されることが分かっています。
この薄膜の耐久性はガラスなどとほぼ同等と考えられ、さらに光触媒効果と組み
合わせて汚れを防止することで滑水性を長期間維持することも可能なことから、
新たな水滴除去材料として自動車ガラス製品や、汚れ防止製品など様々な用途が
期待されます。

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