オイルについて考える。
オイルの役割はエンジン内部の密閉作用、防錆作用、潤滑作用
冷却作用の4つの役割があります。
オイルが規定の量より多くても、少なくても、また古くなっても
この役割が完全に果たせなくなります。
オイルの交換サイクルは10000KM前後というのが自動車メーカー様
などの整備手帳には記載が多いようですが、一般的にはもう少し
短いサイクルが適切ではないのかと思われます。
自分は走行が少ないので交換する必要がないと考える方もおられると
思いますが、オイルは酸化しますし、空気中の湿気が混入することも
ありますので、やはり定期的な交換は必要だと考えます。
メーカー推奨のサイクルは標準的な走行を基準とされていると思いますが
総体的に理想の走行は無理なようです。
またオイルを定期的に交換すれば、エンジンの性能が十分発揮できるという
ものでもありません。
エンジンに合ったオイルを選ばないとエンジンの性能は発揮できません。
たとえば高回転するターボエンジンに低粘度オイルを注入すれば、油膜切れを
起こしヒートの原因になります。
ターボ車などには10W-30程度の粘度オイルが適切です。
近頃は節約志向や環境問題などから低燃費のお車が続々と新発売されて
おりますが、低燃費を維持するためには0W-20などの低粘度オイルを
使用しないと低燃費の維持は図られません。
それ以外の粘度のオイルを使用することは、結果的に燃費ロスにより割高な
お買い物につながることにもなるわけです。
ご自分のお車にあったオイル交換を是非心がけてください。
整備手帳に推奨粘度オイルが記載されておりますので、ご参考にしていただく
事をお勧めします。
ちなみに10W-30などの記号ですが、世界基準の粘度指数でWはウィンター(冬)
を意味します。
寒い時に10の粘度指数があり、後ろの30はホット(熱)の時の粘度指数を表します。
いずれも数字が小さいほど低粘度ということになります。
幅広い粘度指数を得るために色々なベースオイルをミックスして製造されており
、年間を通して使用できますのでマルチオイルとも呼ばれます。
30などのシングル粘度オイルに比べて温度による粘度変化を防止できます。
省燃費の車が粘度指数が小さいのは、オイル抵抗によるエンジンの負担を軽くする
ためです。
抵抗を減らすことによって省燃費性を保持できます。

